在宅医療とは、医師のほか、訪問看護師、薬剤師や理学療法士などの医療関係者が、患者様のお宅に定期的に訪問して行う、計画的・継続的な医学管理・経過診療のことです。
福岡保健企画の各薬局では、処方せん調剤、在宅訪問服薬指導、お薬と健康・介護のご相談、介護用品・福祉用具販売、一般薬販売などを行っています。
介護ショップたたらでは、介護保険や障がい者医療制度で購入できる福祉用具、その他のすべり止めマットや介護用靴・杖など、多くの福祉用具の販売を行っています。
介護保険のサービスの範囲で、さまざまな福祉用具の中からご利用者様のお身体や住環境・使用状況を考え、福祉用具を選びお届けしています。
これまで医師の判断でしか使用できなかった医薬品を薬局で買えるようにしたのがスイッチOTCです。
スイッチOTC薬の登場で、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体調不良は自分で手当てをするという、セルフ・メディケーションの幅広がっています。
購入時には、薬剤師にご相談ください。
福岡保健企画では、ふくおか健康友の会と共同で、各薬局で禁煙サポートに積極的に取り組んでいます。
また、禁煙外来への紹介も行っていますので、各薬局の窓口にお気軽にご相談ください。
福岡保健企画の各薬局では、季節ごとにさまざまなイベントを行っています。
例えば、すこやか講座「血流測定会」では、参加者のみなさまの血流を専用測定器で計測し、それに基づいて薬剤師が生活習慣などについてアドバイスを行っています。
他にも、ウォーキングやヨガ講習、各種健康チェック、バザー、模擬店などさまざまな催しを行い、地域のみなさまの健康増進とふれあいを大切にしています。
薬局製剤は、「少し体調を崩して薬が欲しいけど、病院に行く時間がない」といった方のために薬剤師が作る、手作り医薬品のことです。
ドラッグストアなどで手に入らない薬局オリジナルの薬で、風邪薬、胃薬、ビタミン剤、軟膏などのお薬を作って販売しています。ご購入の際には薬剤師にご相談ください。
お薬を安全に使用していただくために必要なことをお聞きします。
お薬で副作用やアレルギーが起きたことはなかったか、現在、他にどんなお薬を服用しているかなど確認して調剤します。また、お薬は、名前が違っても成分が同じものが多いため、以前副作用があった薬の名前をお聞きし、調べて安全を確認しお渡しするためです。お薬手帳に合わない薬を記載しておくと大変役立ちます。
なお、一度お聞きしたことは薬局で記録(これを「薬歴」といいます)しておき、次回に役立てます。
かかりつけの薬局を決めておくと、患者様が使用するお薬の重複や相互作用をチェックできるので、より一層安全なお薬の使用が期待できます。
お薬手帳には、病院でどんな薬をいつもらっているかが記載されております。
いくつかの病院でお薬をもらっている方は、お薬による相互作用のチェックができたり、お薬の重複投与などを回避できます。 また、小児や高齢の方、持病があり薬を飲んでいる方は、急な体調の変化で、いつもかかっているかかりつけの病院以外にかかるケースも多いことから、持っていた方がよいでしょう。
お薬はお水で服用するのが基本ですが、子供はお薬を嫌がって飲まない場合があります。
そのため、ジュースやアイス、ゼリーなどに混ぜて飲ませることもよくあります。子供用の粉薬は飲みやすいように甘く味付けされています。しかし、お薬によっては、混ぜることで苦味が出たり、混ぜて時間が経つと甘いコーティングが溶けて苦味が出てしまうものもあります。
また、牛乳やヨーグルトなどに混ぜると効果が 弱くなってしまいますので、注意が必要です。
お薬は、体の中できちんと効果が表れるようにさまざまな工夫がしてあります。
例えば、効果を長時間持続させるために徐々に溶けるように作られているものや、胃酸で溶けず腸で溶けるように作られているものなどがあります。そのようなお薬を砕いたりカプセルをとったりしてしまうと、効果が表れなかった り、強く出すぎることがあり、思わぬ副作用をおこしてしまうこともあります。
また、苦みや匂いが強く出て、かえって飲みにくくなるものもあります。飲みにくいからといって、自己判断で錠剤を砕いたり、カプセルをとってしまうのは危険です。
ほとんどのお薬が食後服用なのですが、空腹時の方が薬の効果が出やすいものや、漢方、 糖尿病の一部のお薬が「食前」に服用しないと効果がみられないものがあります。その際、薬剤師は必ず説明しますのでご安心ください。
また、食後でないと効果が出にくい薬もあります。
「食間」とは、食事の最中ではなく、食事と食事の間の時間のことを言います。
前の食事をして2時間くらい経った時間のことです。
「食前」は、食事前30分程度、「食後」は、食事をして30分後を目安とします。 ほとんどの薬は飲み忘れ防止や胃に負担をかけないため、「食後」服用としていることが多いのです。
福岡保健企画では、毎月合同で病院薬剤師と勉強会を重ねています。
さまざまな病院から医師を講師に招いて、専門的な学習会も開いています。
また、2年目以降に在宅業務に携わる際に、バイタルチェック研修を行います。
看護師による講義後、病棟にて実施練習をさせていただいています。
はい、できます。
ただし、常に対象の患者様がいるとは限りませんが、入社1年目の後半以降に、無菌調剤を行うことができます。
福岡保健企画では、入社後2年目以降に在宅業務に携わるようになります。
患者様ご本人・ご家族や他医療機関との連携をとり在宅業務を行っていきます。
チーム医療が実感できると思います。
福岡保健企画では、初めの配属先はセンター薬局である、ちどり薬局(福岡市博多区千代)となります。
その後、3年目以降に福岡市内・郊外の薬局に異動となる可能性があります。なお、福岡県以外の異動はありません。
また、1年目でも助勤として、ちどり薬局以外の薬局へ行くこともあります。
実は、新入社員の多くは、入社して半年後も勉強不足と感じているようです。
初期の配属先であるちどり薬局は、学習できる環境がとても優れていますので、勉強に取り組んでください。
もう一つは、コミュニケーション能力の必要性も痛感するでしょう。
患者様に服薬していただくための工夫や説明は、患者様によって合わせる必要があります。
患者様の服薬状況をお伺いしたり、信頼を深めていくためにも、コミュニケーション能力を高めていくことがとても必要となります。
福岡保健企画に入社すると、初めの配属先は、ちどり薬局となります。
スタッフは40名で、その内薬剤師は20名程度となります。
入職2年目の先輩から薬剤師、若いお母さん薬剤師、薬剤師歴30年以上のベテラン薬剤師まで、さまざま先輩が質問や相談にのってくれます。
自社のことで、言うのもおこがましいのですが、新入社員のみんなは、「この職場でよかった!」と言っています。
職場の雰囲気については、「新人薬剤師の声」もご覧ください。
主に門前の診療所が総合診療所となりますので、循環器内科や消化器内科から小児科、産婦人科、眼科、耳鼻科など、さまざまな処方せんが届きます。
はい、あります。
福岡保健企画には、入社後に優れた学習環境が整っています。
一例ですが、以下のような勉強会・学習の場があります。
●医薬品などのメーカー学習会が、定期的に開催されます。
●新薬について課題を持ち、学習していきます。
●症例検討会で、疾病についても学んでいきます。
●薬剤師会主催のさまざまな研修会にて、自己学習も深めていきます。
漠然と普段業務を進めていくのではなく、さまざまな勉強会や学習の場を通じて、進化・進歩する薬剤師として活動しています。
夏など比較的患者様が少ない時期は、残業は特にありません。
患者様が多くなる冬場でも、月10時間程度の残業になっています。
きちんと定時に終わることで、趣味やスポーツ、自分磨きのための時間も取りやすいと思います。
はい、両立できます。育児休暇は、100%取得できています。
福岡保健企画は、経営トップ自らが従業員の仕事と子育てを応援することを宣言し、福岡県が登録する「子育て応援宣言」を実施しています。
また、短時間勤務制度も利用されており、希望により正社員から短時間雇用への変更など、雇用形態の変更にも対応しています。
いいえ、名前が似ていても中身が全く違うものがあります。
例えば、大正漢方胃腸薬の錠剤と顆粒剤は、安中散と芍薬甘草湯が入っていて、胃のもたれ、胃部不快感に効くようにできています。一方、大正漢方胃腸薬の内服液は、五苓散と黄連解毒湯が入っていて、飲み過ぎ、二日酔いに効くようにできています。
ジェネリック薬品を希望される場合は、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
どの薬局でも対応可能ですが、最初はお薬の在庫がないことがあります。ジェネリック医薬品への変更希望を事前に相談されると良いでしょう。
ジェネリック薬品は、先発医薬品と比べ有効性と安全性が同じであると確認されています。ただし、有効成分以外の添加物が違うことがあります。
詳しくは薬剤師にご相談ください。
初めにから開発された薬(先発医薬品)より研究の費用も時間もかかっていないため、安くすることができます。
新しい薬を開発するには膨大な研究費と年月がかかります。
そのため新しい薬には、薬以外の発明品と同じように特許が与えられます。
特許がある期間は、ジェネリック医薬品は発売できないのです。
はい、ご利用いただけます。
介護保険をご使用の場合はケアプランに含まれませんので、他の介護サービスには影響を与えません。
手続き内容に関して当社スタッフがご自宅まで伺い、説明いたします。
内容を確認していただき契約または同意の上で、訪問薬剤管理指導サービスを開始いたします。
はい、実務経験は必要ありませんが、薬剤師の資格が必要です。
【具体的には】
薬剤師免許をお持ちであれば、年齢も経験も問いません 。
・実務にブランクのある方も歓迎いたします。
・介護や地域医療に興味関心のある方歓迎いたします。
医療機関への通院が困難になった方やご自宅での療養を希望される方であれば基本的にどなたでも受診可能です。
まずはお電話、メールでお気軽にご連絡ください。
ご連絡は患者様、介護者の方、ケアマネージャーさん他、どなたからのご連絡でもかまいません。
担当医が初診で訪問する前に、スタッフがご自宅等にお伺いして在宅医療のご説明や保険証類のご確認、患者様の現在の状況や、それまでのご病気のことなどをお尋ねいたします。
患者様が入院中の場合は病院へお伺いしてご相談をお受けいたします。その時に初診の日時をお決めして、後日担当医がお伺いいたします。初診時には患者様、介護者様の方とご相談のうえ、診療方針を決定します。
申し訳ございませんが、調剤することはできません。
薬剤師は医師の診断の結果、症状に応じて出された処方せんにもとづき調剤します。そのため、その都度受診しなければなりません。